新規ビジネスアイデア

 オリジナルのアイデアは存在する。自分が思いつくアイデアは誰かがすでに思いついている、と言う人がいる。しかしオリジナルのアイデアがあるから企業は新しいビジネスを始める。そして新しいビジネスを始めるから利益が出る。まして、新しい創作活動を行う際に企業の活動には制約が無い。他の創作活動では、例えば音楽家は限られた楽器と限られた音階の中から新しい芸術作品を創作する。しかも過去の創作者と同じものを作ってはならないという制約の下で。企業の活動には消費者に求められるものならどのような物を作っても良いし、どのようなサービスを行っても良い。過去に行われたビジネスをそのまま行っても良い。ことごとくオリジナルのアイデアの実行である。
 現在、社会でビジネスを行っている会社は全てオリジナルのアイデアを実行して優位性を保ち利益を出している(出そうとしている)。
 オリジナルのアイデアなんて無い、と言っている者はそのアイデアを実現できなかった者を見て物を言っているだけであり、実現できている者を見ればオリジナルのアイデアは存在すると言える。重要なのはアイデアを実現する力。それをもって初めてオリジナルのアイデアを着想した、と言う資格がある。